30歳以上の女性は子宮頸がん検診において、HPV検査を優先
インドの農村部で行われた試験では、生涯に一度しかHPV検査を受けたことがない女性は、子宮頸がんによる死亡率が約半分低く、進行した子宮頸がんが発見される確率も約5割低いという結果が出ました。1回100〜200元程度で、結果が陰性であれば5年間は間隔を空けることができます。
HPV検査は1回100〜300元。結果が陰性の場合は、5年に1度の頻度で十分です。検体採取は数分で終わります。
インドの農村部での試験は、個人単位ではなく集団単位のランダム化比較試験です。対象は30歳から59歳の女性です。
HPV検査は1回100〜300元。結果が陰性の場合は、5年に1度の頻度で十分です。検体採取は数分で終わります。
インドの農村部での試験は、個人単位ではなく集団単位のランダム化比較試験です。対象は30歳から59歳の女性です。一度でもHPV検査によるスクリーニングを受けた場合、子宮頸がんによる死亡リスクが約48%低下しました(原値 HR 0.52, 95% CI 0.33–0.83)。進行した子宮頸がんが発見されるリスクは約53%低下しました(HR 0.47, 95% CI 0.32–0.69)。
Sankaranarayanan R 等 (2009). HPV screening for cervical cancer in rural India. New England Journal of Medicine. https://doi.org/10.1056/NEJMoa0808516
出典を開くHPVワクチンを接種済みであっても、ワクチンではカバーできないウイルス型が存在するため、検診は必要です。この研究の特筆すべき点は、ランダム化比較試験として死亡者数を直接のアウトカム(結果)として用いており、かつ1ラウンドのスクリーニングのみで行われた点です。